先日、2011年度に収穫されたイグサで織られた畳表が入荷してきました。

やはり新草は青いですね!

毎日畳表に囲まれて、イグサの香りに麻痺している僕でも、新草の香りは分かります。

2011年度産畳表


ちなみに去年(2010年度)生産の畳表の現在は、このような色をしています。



見比べると色の違いが分かり易いです。

ただ、去年(2010年度)産は、新草と比べると茶色っぽく見えるのですが、 2010度産だけを見ると、実は十分青いんですよ。

一般の消費者にとっては、青い畳表の方が、良いと考えがちですが、いまの時期ですと2010年度産のような古表の方が良いとされています。 

それはなぜか?

古表の方が、製品として畳に仕上げて和室等に敷き込んでからの色変わりが遅く(すぐに茶色に焼けない)、1年寝かされたことで、熟成された落ち着いた雰囲気の畳になります。畳表は、使用しているうちに、日焼けして黄金色にキレイに変色します。

逆に 、新表は、色変わりが早いですし、変色の仕方も、少しムラが出やすいです。ただ、すべての新草の畳表が、悪い訳ではなく、相対的にです。

老舗の畳店や、こだわりを持った畳店などは、良い草質の畳表を秋に仕入れて、あえて1年間寝かせてから使用しています。

どの畳店が、こだわりを持って仕事に取り組んでいるかを判断するのは、一般の消費者には、難しいです。
ただ畳屋さんは、ほとんどが経営者で信念を持って仕事をしている人が多いので、お店にある在庫の畳表を見せてもらって話を聞けば、良い商品をすすめてくれると思います。

地元密着型の商売なので、ただ売れれば良いと思っている畳屋さんはいないと思います。


9月24日は「畳の日」なので、みなさん畳にもっと興味を持ってくださいね〜!


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